NGOが隣に引っ越して来てからというもの、周りの生活環境が色々と変わりつつある。
フェンスを作っていたり、警備員のスティーブンが配置されたのもそうだし、今後は断水を防ぐため新型のポンプで地下から水を引き上げる計画もあるらしい。
家の前の草も刈ってくれた。地味に嬉しい笑
今までNGOに便乗してかなり恩恵を受けていたが、ここに来て小さな問題と大きな問題が発生した。
小さい問題は、さらにNGOのスタッフが引っ越して来ること。スタッフが引っ越して来ること自体は問題ないのだが、その人がどこに住むのかというと、今アンドリューが住んでいるとこ。もちろんアンドリューと同居ということではない。
ということで、親戚の大家さんのご厚意で住まわせてもらっていたアンドリューは、追い出される形でお引越しをすることに。なんかアンドリュー少し可哀想笑
彼のもともとの実家はめっちゃ近いので、今まで通りジャックフルーツ会と豚肉会は続くと思われるが、1番仲がいいウガンダ人であるアンドリューが離れるのは少し悲しい。笑
そして大きな方の問題は養鶏場がなくなってしまったこと。
もともとこの養鶏場は、自分が住み始めた時は向かいの長屋に住んでいるオマルの持ち物だった。しかし彼が引っ越したので、大家さんから取り壊し命令が下り、取り壊すことに。
問題はカラアゲ君をどうするかということ。オマルに「カラアゲ君のために、小屋残していってよ!」と言ったらすんなりOKだったので、小屋を譲り受けるということで10日程前から話は決まっていた。
そしてついに一昨日養鶏場を取り壊すことに。
周りの囲いがどんどんと解体されていく。
小屋が壊されないか心配で作業を見ていると、大家さんのヴィンセントが様子を見に来たので、「小屋はオマルからもらったから壊さないでね」と言うと「いや、小屋も全部壊す」とのこと。「鶏飼ってるから小屋がないと困る」と言っても自分の許しを得ないものは断じて許さんとのこと。
詳しく話を聞くと、本当かどうかはわからないが、鶏を飼うことに対してNGOから苦情が来ているそう。鳴き声がうるさかったり、周辺が汚れたり、鶏がドアから家に入ってきたり等。
その時は近場の先輩隊員の送別会に出かけるため、そこで話は終わった。
そして昨日、家に帰ってきてみると言っていた通り小屋も全て解体されている。
譲り受ける予定だった小屋。
解体されてる。
そして家を出た時はまだいたはずの鶏が1匹もいない。そう、カラアゲ君もいない。夜になったら戻ってくるかなと思っていたが、夜になっても戻って来ず。
オマルが一緒に持って行ってくれていると思うが、電話しても出ない。そういえば1週間ぐらい前には、すでにクリスマス用に鶏20羽売ったと言っていたが…。
カラアゲ君は果たして無事なのだろうか、彼の無事を祈る。
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