1ヶ月半ほど前のある日曜日、朝7時半から誰かが家のドアを叩く。
こんな朝早くになんだと思いながらドアを開けると、そこにいたのはアンドリュー。
「パソコン持ってるよね?ちょっとやってほしいことがあるんだけど」とのこと。
もう1時間遅く来てもいいと思うのだが、仕方なくアンドリューの家に行くことに
行ってみると1枚の紙を差し出し、このサイトにアクセスしてほしいとのこと。
よく見みると「Living goods」と書いてある。Living goodsは例のご近所NGOの団体名。
ちゃんと近所のNGOについて調べるんだなー、偉い偉いと感心していると
Careerのページに飛び、Community Health Supervisorのapply nowをクリックする。
んん?
「え、アンドリューLiving goodsに応募するの⁉︎」
「うん、もう支店長のサムには話通してあるんだ」と満面の笑みで答えるアンドリュー。
予想外の展開ではあるが、ちゃんと職探しをすることはいいことなので手伝ってあげることに。
履歴書を書いていて知ったことだが、なんとアンドリュー、英語とスワヒリ語の他に5つの民族言語を話せるらしい。
しかもグル大学出身とのこと(グルは北部ウガンダで一番大きい都市)。
アンドリューもしやかなりインテリなんじゃないか。
ただ気になるのは大学の成績がC+〜Dしかないこと…。
「アンドリュー、これ成績CとDしかないよ」
「うん、そこの大学の授業は難しいからね。しょうがないよ。」
そっか、難しいならしょうがないね。
その日はひとまず書類を提出して応募終了。
数日後にメールが来るようだが、アンドリューはメールを確認できる媒体を持っていないので、自分が定期的に確認することに。
そして数日後、NGOからメールが来る。アンドリューを自宅に呼び、メールを読んでみると、SPIのようなネット上での簡単な試験を受ける必要があるらしい。日本の就活と変わらなくて面白い。
「この問題解くんだって」というと
「ジョイ(隣人のNGOスタッフ)呼んで来ていい?」
と聞いて来る。
もしやと思うが、ジョイが来てアンドリューの問題を解き始める。
予想通りの替え玉受験。日本でもウガンダでも考えることは同じ。
問題は就活を思い出させるような問題。
結局自分も少し一緒に解いたけど、NGO所属のジョイでも計算が遅い。
別に自分の計算が早いということを言いたいんじゃなくて、普通の足し算も日本人よりも時間がかかる。この辺に日本との差を感じる。
結局点数は40点満点のうち29点。7割以上とれてるよというとニッコリのアンドリュー。
そして2週間後。再びNGOからの連絡が届く。
そこにはもう一度テストを受けてほしいということが書いてある。
今度は自分がお願いされ、解くことに。
自分が解いている間、隣の部屋で待っているアンドリューを見に行くと
いやお前、人の家でくつろぎ過ぎやろ!!
普通問題解いてるの隣で見守るだろうが!
ウガ人だからと自分に言い聞かせ、問題が終わって提出していいか聞くと
「ジョイ呼んで来て確認してもらっていい?」
アンドリュー、君めっちゃ心配性なんだね。
ジョイのチェックが終わり提出すると、なんと11点満点中11点。
満点という結果に満面の笑みのアンドリュー。
そして2週間ほど前、ついに面接だということでカンパラに呼び出されたアンドリュー。
帰ってきてなぜか浮かない顔をしているので、面接どうだったか聞くと
「実はまだ面接じゃなくて、計算テスト受けさせられたよ…」
さすがNGO笑
替え玉受験はお見通しのようだ。
ということで、今日ちゃんとお祈りメールをNGOから頂きました。
どんまい!アンドリュー!!
俺がいる間に彼は職を見つけることができるだろうか。
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