タイは大陸にある国なので、もちろんいくつかの国と陸続きで繋がっていて、南はマレーシア、中部にカンボジア、中部から北部にかけてラオスとミャンマーと国境を接している。
自分が住んでいる北部地域は、ミャンマーとラオスにガッツリ接しているので、それぞれの国との国境があるが、なんとミャンマー、ラオス、タイの3カ国が国境を接している場所がある。
その名も「ゴールデントライアングル」。
京都の鴨川のようにY字になっているメコン川がミャンマー、タイ、ラオス3カ国の国境となっている地域。
そんなゴールデントライアングルがあるチェンライ県は、自分が住んでいるチェンマイのお隣の県なので、プチ旅行でゴールデントライアングルに行ってきた。
ゴールデントライアングルまでは、自分の家から車で4時間弱。
道中には様々な観光スポットがあるので、途中で観光地に寄りながら行く。
最初に寄ったのは、別名ホワイトテンプルと呼ばれる「ワット・ロンクン」。
名前の通り、白い色をしたお寺で、このお寺はチェンライ出身の有名なアーティスト、「チャルーンチャイ・コーシピパット」という人が作っているお寺。
「作っている」、ということで、このお寺はまだ完成していない。
このお寺は元々チャルーンチャイさんが私財を投げ打って作っているもので、お寺への入場料や物販による収益を使って常に拡張工事を続けているとのこと。
全てが完成するまでには、なんと約90年という年月がかかるのだそう。
なんかものすごく壮大な世界で驚く。笑
自分が死んでからも制作が続くものとか、バルセロナのサクラダファミリアみたいでカッコイイから俺も作ってみたいし、出身地の千葉県に俺も一大観光地を作ってみたい。
そんな一般人が考えそうなことを実現しちゃってるのが、このチャルーンチャイという芸術家さん。
ちなみにこの人、自己主張が強いのか、隠れミッキーかのごとく自分の等身大パネルをお寺の中にちりばめてあるので、一回このお寺に行ったらなぜかこの人の顔を覚えてしまう。笑

こういう人がいるからか「芸術家=ちょっと変人」ていうイメージやっぱあるよなぁ。
お寺に関しては、「白いなぁ」っていう感想以外は他のお寺と同じなので、お寺が好きじゃない人ははあまりお勧めできないかも。

白いお寺で満足したいところだが、実はここチェンライにはブルーテンプルと呼ばれる「ワット・ロンスアテン」というお寺もある。
期待を裏切ることはなく、名前の通り青い色をしたお寺。
このお寺を作った人は「プッター・ガープケオ」という人なのだが、実はこのプッター・ガープケオは、白いお寺を作ったチャルーンチャイの弟子!
おお、この師匠にしてこの弟子あり。
やっぱ弟子は師匠に似るもんなんだなぁ。
ただこの青いお寺にはガープケオの等身大パネルなんかは置いていないので、弟子の方が常識人だったんだろうと思う。
そして個人的にだけど、この青いお寺はけっこう建築物としても綺麗だった。
正直建築とかはマジでわからんし、芸術性とか微塵もわからないけど、単純に綺麗だった。
特に本堂の中の壁や天井は青の色も鮮やかで綺麗だったし、独特の絵もきれいだった。
白いお寺は正直行かなくてもいいかもしれないけど、青いお寺はチェンライ中心部に近いし割とおすすめできる場所。
次に自分が向かったのは、「メーサイ」(Mae Sai)という町。
ここはタイ最北端の街であり、ミャンマーとの国境があるところ。
コロナ前であればここの国境は開いており、ビザなしでミャンマーの国境の街、「タチレク」に入れるはずなのだが、ずっとコロナで閉鎖。
先日ついに国境が開いたという話をタイ人の従業員から聞いたので、早速行ってみることに。
メーサイの街は中央に大通りが1本通ってる街で、その一番先っぽに大きくそびえたっている門がミャンマーとのイミグレーション。
おお、なんか最後の砦感というかなんというかカッコイイ。
意気揚々と車を走らせ、イミグレの前まで行ってみると……
あれ…イミグレ閉まってない…???
タイ人からイミグレはオープンしてると聞いたのだが、明らかに閉まっている。
ちょうどイミグレオフィスに軍人さんがいたので聞いてみると、タイは国境を開放することはOK出しているが、ミャンマーが未だにコロナのせいでイミグレを開けることを渋っているので、まだここは開いてないし、いつ開くかもわからないとのこと。
うわーマジか。
開いてると思ってたからめっちゃワクワクしてきたのにめっちゃガッカリ…。
まあ開いていないものはどうしようもないので、とりあえずタイ最北端のモニュメントがあるところで写真をパシャリ。
モニュメントの後ろはすぐミャンマー。
この川を越えればすぐミャンマーなのになー。
気持ちを切り替えてメーサイの観光。
と言ってもここは国境がある場所なのであるのは少し大きな市場だけ。
ミャンマーとの国境が近いからなのか、ここの市場は他の市場と比べても少し全体的に安めだったので、買い物が好きな人には普通におすすめスポットかもしれない。
そんなこんなで市場をぶらぶらしてから、本日のメインであるゴールデントライアングルへ。
②へ続く
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