タイは大きく分けると北部、北東部、中部、南部の4つのエリアに分けられる。
北部には9つの県があり、自分が住んでいるチェンマイもその内の一つとなっている。
北部は山岳地帯となっていて、ミャンマー、ラオスと国境を接しており、中国も近いことから、多くの少数民族の部落があることが有名で、ミャンマー系・中国雲南省系・ラオス北部系の様々な民族が住んでいる。
そんな多くある少数民族の中でも有名な民族が、「首長族」と呼ばれるカレン族。
カレン族はミャンマーとタイの国境付近に住んでいる民族で、タイとミャンマー両方の国に住んでいる。
チャンマイにもカレン族が住んでいるエリアはあるんだけど、そこはかなり観光地化されているらしい。(たしかにチェンマイからミャンマーまではかなり距離があるので、元々ここに住んでいたとは考えにくい。)
せっかくなら本場のカレン族集落に行きたい!!と思い、今回はミャンマーとの国境の県、メーンホンソン(Mae Hong Son)でリアルなカレン族に会いに行ってきた。
チェンマイの首長族エリアなら車で20分で着くけど、本場のメーンホンソンまでは車で5時間…
遠い…
ただ途中にも観光スポットはあるので、そこによりながら1泊2日のメーンホンソン旅行。
まず最初に立ち寄ったのは、メーンホンソン市内とチェンマイ市内のちょうど中間あたりにある「パーイ」(Pai)。
田園風景と山が広がる田舎の風景ではあるが、冬には霧が立ち込み幻想的な風景が見れる場所で、タイの映画の撮影地となり国民に知られるようになり、そのノスタルジックな風景を求めて多くの観光客が訪れるエリア。
そんなパーイに向かう途中にあるのが、「メモリアルブリッジ」(Memorial bridge)。
この橋は第二次世界大戦中に、日本軍がチェンマイからビルマへの物資輸送ルートのためにパーイ川の上に建設した橋。
橋のふもとにある看板には当時の写真や、日本軍によって村人が強制的に橋の建設に駆り出された歴史などが書いてある。
現在ではこの橋の横に綺麗な橋が立っているが、現在でもこの橋の上は歩いて渡ることができる。
こんな橋があるなんて知らなかったけど、日本軍の勢力圏がミャンマーからパプアニューギニアまであったことを考えると、東南アジア中にこうやって日本軍によって建設された橋とか道はあるんだろうなぁ。
続いて、メモリアルブリッジから車で数分のところにあるのが、パーイキャニオン(Pai Canyon)。
タイのグランドキャニオンと呼ばれるパーイキャニオンでは、継続的な侵食によって数十メートルの断崖絶壁と蛇行するような尾根という、かなりユニークな地形が楽しめる。
場所によっては道幅はかなり狭い上に、柵が全くないのでけっこうスリリングな体験ができる。
散策コースはいくつかあり、山の景色も綺麗だしスリリングで楽しいのでおすすめ。
日の出や日没の景色も綺麗らしい。
パーイキャニオンの後は、滝を見に行ったり、ペームボック村(Pambok village)のバンブーブリッジを見に行ったりした。



そして、パーイで最後に行った観光地は、森の中にある温泉、「サイ・ガーム温泉」(Sai Ngam hoy spring)。
うっそうと茂る森の中にある温泉で、天然の露天風呂感がすごい。
温泉の温度はかなり透明でぬるい。
温水プールぐらいの温度なので、熱いのに慣れている日本人からするとあんま温泉の感覚はないけど、友達とおしゃべりでもしながらゆっくり長くリラックスするにはおすすめの場所。
そんなこんなで、メーホンソンまで行く途中のパーイでもけっこうボリューミー。
次回はパーイの後、宿泊場所であるバーンラックタイから書きます。
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