発展途上国でホームステイなどをしたことがある人はわかると思うが、発展途上国の家ってなぜかドアとか窓が完全に閉まらない。閉めても隙間があいてたり、そもそも閉まらない仕様だったり。
もちろん、当然のことながら虫が入って来る。
ウガンダは緑が多い国だが、それすなわち虫も多い。
しかもウチの家は前に森があるのでなおさら。
今まで様々な虫の襲撃を受けて来た。
アリの大群、羽アリA、羽アリB(種類が違う)、蚊みたいなやつ、後はよくわからん虫ども多数。

なぜかバスルームにアリの軍団。
まあどれもこれもゴキブリみたいな大物の虫ではなく、みなしごハッチの友達に出てきそうな小物の虫さんたちなので、特に気にはしていなかった(いないに越したことはないが)。
が、ここ最近、あまり「無視できない虫」が出てきた。
正確に言うと、彼らとの対面は任地に赴任してから1ヶ月後の時まで遡る。
赴任して1月ほど経った頃、なぜかベッドの下に木のクズが溜まるようになった。
まさかとは思ったが考えたくなかったので、まあ自分は体重も重たいし、木材の連結部分が擦れて木のクズが落ちているんだなーと思うことにした。
そのまま放置して何日か経った頃、ベッドの前の椅子に座り作業をしていた時、自分は見てしまった、ベッドから木のクズがぽろぽろと落ちるところを。自分はベッドに一切触れていないのに。
赴任後1ヶ月間は何もなかったのに、急に出てきたから薄々感じてはいたけど、やはり犯人は虫のようだ。
おそらくベッドを買った時に木材に卵が残っていて、それが孵化したのだろう。
というかよく見てみたら、買った時はなかった小さな穴がぽこぽこあいている。

虫さんの居所がもろバレなので、とりあえずゴキブリ用の殺虫スプレーを穴に向かって吹きかけてみる。
特に変化はない。
とりあえず放置してお出かけし、帰って来てから見てみると、いるわいるわ。
虫さんが死んでた。

うへーと思ったが、とりあえずは全部殺した。これにて一件落着!
と思ったが、ここはアフリカ、そんなに甘くはなかった。
常にベッドの中に卵が眠っているのか、なぜかその虫がその後も1〜2ヶ月おきに定期的に発生する。
そしてこの前マットレスを干してみたら、シーツとマットレスも食われていた。


おそらくアフリカ隊員共通の認識として、「蚊帳の中のベッドは聖域」という認識がある。
アフリカ隊員にとって「家の中」はまだ安心できるところではなく、「蚊帳の中」こそが真に安心し、リラックスできるところなのである。
ところが自分の場合、その聖域が侵されている。
このままだとマットレスを食い破り、寝ている時に顔の横からこんにちは、になりかねない。
そもそもこのままベッドに穴をあけ続けられたらベッドが壊れる…。
ウガ人に相談してみたら、そういう場合は2ヶ月、少なくとも1ヶ月は天日干しをするのだという。(天日干ししてる間に他の虫が住み着きそうだけど笑)
しかし自分のベッドは特注で頼んだこともあり、木材を持って来て家の中で大工さんに組み立ててもらったもの。簡単に外に出せない…。
しかしこのままだといたちごっこなので、なんとか完璧に排除してしまいたいのだが。
どうしたものか…。