先日、マユゲ県庁の同僚2人(エマニュエルとアレックス)がJICAが日本で開催している「地域発展のためのリーダー育成」という研修に参加し、帰って来た。
約3週間ほど日本に滞在し研修を受けていたのだが、彼らは帰って来てからというもの
「Your country is beautiful!」
ばかり言っている。
やはりウガンダから日本に行くと驚くことばかりだったようで、彼らが他のウガンダ人の同僚にしている自慢話は聞いてて面白かったので、一部をご紹介。
◼️ホテルが全て白い
初日は東京の某ホテルに泊まった2人。
ドアを開けてあらビックリ。そこは一面白の世界!だったそうだ。
ウガンダの同僚に「ホテルに入ったら壁も天井もベッドも何もかもが白くて驚いた!」と話していました。
◼️トイレがどこでもタダで入れる。
ウガンダは公共のトイレだと少しお金を払わなきゃいけなかったりする。
でももちろん日本はそんなわけはなく、驚いたようだ。
さらに追い討ちをかけるように「日本のトイレは無料なのにペーパーが使えるんだ!」と言うとウガ人一同は驚いていた。
◼️トイレに入るとコンピューターが起動する。
お察しがつくと思うが、トイレに座ったら便座が音を立てて起動したのに驚いたそう。
トイレにまでコンピューターがある日本は真の最先端技術の国だ!と豪語していた。
◼️めちゃくちゃおいしいフルーツを見つけた。
基本的にフルーツは全てウガンダの方が美味しいので、日本のフルーツ不味かったでしょ?と聞いたら、「うん、でもすごくおいしいフルーツ見つけた」とのこと
なんなのか聞いたら梨だった。
「パイナップルより甘くて、スイカ以上に水分があるフルーツ」と同僚に紹介していて、それを聞いたウガ人はめちゃくちゃビックリしていた。
◼️緑茶は薬
研修に参加中、エマニュエルが体調を崩したそう。そして彼はそれをインフルエンザだったと言い張る。
そんな彼だがなんと2日後にはすっかり治ったそうで、理由は「緑茶を飲み続けた」からだそうで「緑茶は薬と同じ」と言っていた。
そんな言い方したら日本人は常に薬を飲んでいると思われちゃう。
◼️若者がフラフラしていない
ウガンダは失業率が高いこともあり、日中でも何もすることなくその辺をフラフラしている若者がいるが、日本ではそういう人を目にしなかったそうだ。
むしろ忙しくしている若者が多く、ウガンダと違い職がたくさんあると感じたようだ。
そんなことウガ人に言いふらしたらまた日本で仕事紹介してって言われちゃうじゃん!
◼️博物館で驚いた
研修の一環として、日本の農機具の歴史を博物館に行って学んだそう。
しかしなんとビックリ、博物館に展示されている農機具は今まさにウガンダで使っているものだったそう。
「僕たちの現実は日本の歴史の1ページ」って言ってた。笑
でもウガンダにもちゃんとトラクターとかあるにはあるよ!
書ききれないが、他にも彼らが自慢していたことはこんな感じ
・ご飯が甘い(アレックスはコシヒカリを持って帰ってきたらしい。)
・玉ねぎデカイ
・コーヒーが強くて飲めない
・出てくる水が冷たい
・夜なのに明るい
・雨の次の日に歩いても靴が汚れない
言われてみて、どれもこれも確かになーと思いしらされる。
そして最後に2人が口を揃えて言っていたことは
「日本人のホスピタリティーは素晴らしい。」
正直、東京で暮らしていると日本人のホスピタリティーとか感じることあんまないけど、2ヶ月間日本で研修してきた別のウガンダ人も前に同じこと言ってたからそうなんだろうな。
やっぱ日本をそういう風に思ってもらえるのは嬉しいなー。
自分ももっと日本のいいところ紹介しようかなーとか少し思った瞬間だった。
ちなみに帰国後のエマニュエルは毎日香水をつけるようになった。
誰か日本人に臭いとでも言われたのかな。笑