仏教国のタイでは1935年に制定された賭博法で、政府が公認するもの以外はギャンブルが禁止されてたんだけど、去年の10月に一部解禁し、ついに今月カジノ解禁に向けて政府がgoサイン!!
今日はタイのカジノ事情について書いていきます!
タイのギャンブル事情
実はタイは去年の10月からギャンブル解禁に向けて動き始めてて、今までは政府が認めていた競馬とか宝くじ以外のギャンブルは禁止だったけど、2024年の10月にムエタイとか麻雀とか23種類のゲームとかスポーツで解禁。
ただこの解禁は時間制限付きのもので、例えばムエタイは12時~24時まで、麻雀は18時~24時までみたいな時間は決まってたし、前もって警察に届け出ないとダメというかなりめんどくさいものだったからイマイチだった。

ただ今回は1月13日についに政府が複合型娯楽施設を閣議決定で認可!!
ついに来ましたカジノ!!
そもそも、タイでカジノを建設するという話は過去にも何度か出たことはあったらしい。
タイの周りの国であるミャンマー、ラオス、カンボジア、シンガポールはカジノがあるし、こんだけ娯楽が多いタイでカジノがないのが逆におかしい。
そんな状況でも今まで政府がOK出さなかったのは、国民へのマイナスが大きいから。
タイに住んでて感じるのは、タイ人は後先を考えない人が多い。笑
その緩さが自分は好きなんだけど、ギャンブルで使いすぎちゃう人は出るだろうなーと思う。
実際カンボジアなんかはタイとの国境にカジノ作ってるから、タイのお金がカンボジアに流出してると言われてる。


観光客が戻ってこないタイ
政府が今回それでもカジノ解禁に踏み切ったのは、観光客が戻ってこないから。
2019年は4,000万人いた観光客はコロナで下がってから2024年でも3,500万人とまだ戻ってこない。
2022年には大麻解禁して、2023年にはチェンマイ空港の新ターミナル建設決定、バンコクのスワンナプームは新ターミナルオープンと観光関係はかなりふりきってやっている感じはするけど、それでも観光客が戻ってこない。
政府はカジノ解禁によって最大で1,800億円の収入があるとみるけど、一体どうなるのか。
ただ個人的にはタイ政府のこの方針が明確にわかる感じは好き。
日本で「異次元の少子化対策」とか言って何をやったのか記憶に残らないものより、こうやって明確に国がどこを目指しているのかはっきりしているのがいいなと思う。
早くカジノできるといいなぁ

